岩手企画5日目  学生会議

岩手企画5日目の825日、盛岡市内の施設で学生会議を行いました。AからD4グループに分かれて、9時から15時までの発表準備の後、各グループ15分程度の発表を行いました。23日の陸前高田市訪問の経験を踏まえ、グループごとに決めたテーマに基づき考えたことを発表します。準備段階から、活発に議論する姿、ルワンダメンバーとともにダンスをする姿などが見られ、発表が楽しみになってきました。パワーポイントによるプレゼンから、劇、工作とグループ独自の発表形式がとられ、見ていて飽きない発表となりました。

 

Aグループのテーマは「陸前高田の未来」です。1994年のジェノサイドで破壊されたのち復興したルワンダの首都キガリや、関東大震災から立ち直った横浜の例を挙げながら、陸前高田にとって「美しい街」とは何かを考えるプレゼンを行いました。ルワンダ人や日本人独自の視点からのアプローチで陸前高田の復興を考えることができ、ためになるプレゼンでした。

 

Bグループは震災後の子どもの心のケアや教育に焦点を当て、NPOの活動紹介と提案を行いました。そしてプレゼンの最後に合唱付きでした。

 

Cグループは、劇です。被災後、意見の相違から対立する市民を、ルワンダ人が仲介するというストーリーです。メンバーの個性的な演技が爆笑を誘いっぱなしでしたが、市長、市民、ルワンダ人それぞれの役割に意味があり、なかでもルワンダ人のせりふには説得力がありました。

 

そして、私もメンバーの一人であるDグループは・・・工作をしました。ルワンダ人メンバーのシンシアの一言で、陸前高田のメモリアルをテーマとすることに決まり、陸前高田記念館(仮)の模型をつくることになったのです。献花台、陸高の伝統産業、津波後の風景の展示など、記念館の展示内容をすごい速さで考え出していくシンシア。岩手に来て岩手大の学生やルワンダンと共に工作をするとは予想外の展開でしたが、やっているうちに楽しくなってきました。無事完成したこの模型の行方ですが、陸前高田市長にプレゼントすべきだというルワンダンからの提案に背き、岩手メンバーのお宅にお邪魔させていただくことになりました。

 

 

発表は各グループの色がでており、陸前高田訪問の経験から学んだことが活かされていました。また準備段階でも議論や共同作業で交流を深められたのではないかと思います。私自身も他のグループの発表を見ることで、多様な視点から復興について考えることができる良い機会となりました。

 

 

かりん